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基本用語説明

光ファイバとは?(光ファイバケーブルの構造)

光ファイバとは髪の毛ほどの細いガラス線です。私たちが普段よく耳にする”光ファイバ”とは、光ファイバを用いて光信号を通すケーブルのことをさします。ケーブル内部の光ファイバは、”光ファイバ芯”とも呼ばれます。


光ファイバは中心部を構成するコアと周辺部を構成するクラッドから成っています。コアの屈折率はクラッドの屈折率よりもやや大きく設計されているので、光は全反射現象によってコア内に閉じ込められて伝播します。これにより極めて低損失な光の伝送路を形成します。クラッドの周囲は、光ファイバの補強、機械特性の改善などのために、使用目的に応じて各種の被覆層が施され、ケーブルとなります。

※コア・クラッド・被覆層の図

光ファイバの種類は、コア内を伝播するモード(光線の軌跡の種類)の数により大きく2種類に分類されます。

  • シングルモード ファイバ

※SMファイバの図

  • マルチモード ファイバ

※MMファイバの図

光ファイバはガラスで出来ているために以下のような特徴を持っています。

  • 長距離伝送が可能
  • 低損失である
  • 化学的に安定している
  • 電磁波雑音の影響を受けにくい

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