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基本用語説明

光ファイバを使った計測とは?(光ファイバセンシングの仕組み)

光ファイバは通信として利用する以外にも有用な特性を持っています。光ファイバに光を通すとブリルアン散乱光と呼ばれる微弱な光が戻ってきますが、この光には光ファイバのひずみに比例して周波数が変化する性質があります。その特性を構造物のひずみ計測に利用するのが、光ファイバセンシングです。

光ファイバセンシング技術とは、光ファイバに生じたひずみを広範囲にわたって連続的に測定できる技術です。その光ファイバを監視したい構造物に張り巡らせることで、構造物のひずみを光ファイバのひずみとして測定することができます。

また、「光ファイバとは?」のページでもご説明しましたが、光ファイバはガラスで出来ている為、安全性に優れています。また(被覆層にもよりますが)軽く、細いため、色々な構造物に対して比較的簡単に取り付けることが可能です。このファイバ自体の特長を活かし、人が頻繁に立ち入ることの出来ない場所に対しても、その構造物のひずみを常時、長期にわたって計測することが可能です。

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