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実証例

光ファイバ・センシングによる配管モニタリングの流れと実証例

光ファイバ・センシングによる配管モニタリングは、配管直径によって最適な解析手法を適用
中・大口径配管の場合(4B以上)
ひずみ測定点
10cm距離分解能のひずみ分布計測により、構造解析の逆解析に十分なひずみ分布データが得られるため、定量的な減肉性状(位置、大きさ、残存肉厚 etc.)を求めることができる。
注:10cm距離分解能=10cm毎のひずみ計測を光ファイバ全長にわたって行うことができる。
小口径配管の場合(4B未満)
ひずみ測定点
小口径配管では、配管1周におけるひずみの測定点の数が少ないため、逆解析に十分なひずみ分布データを得られない場合があるが、定性解析あるいは半定量解析を実施することによって、減肉傾向や減肉位置などの状態監視を行うことができる。
定性解析 減肉位置を求める
半定量分析 UT詳細検査の優先順位を決める
ひずみ分布データに閾値を設けることにより、減肉量に応じた段階的なアラームを発報する
計測された配管表面の微小ひずみ分布から逆解析によって配管減肉部の残存肉厚を定量的に求める。減肉の位置と形状についても併せて情報を得ることが可能。
メッシュモデルの作成  境界条件の決定
減肉状態の探索(逆解析)
境界条件:複数の基本荷重の重ね合わせ原理に基づいて決定
計測されたデータを分析して、配管減肉部の位置と減肉程度について定性的な情報を得ることができる。あらかじめ閾値を設定することによって、注意報/警報などのアラーム発報なども可能。

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